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田舎暮らし古民家に住んでます

田舎暮らし 自給自足

ニワトリの絞め方について知りたい人だけ読んでくださいね。

自給自足で命の意味を知るの記事の続きです。

ニワトリは意外とすばしっこくて、つかまえるところから大変です。

手で捕まえようとしても、バタバタ〜っと、砂埃を立ち上げて逃げ回ります。

私は昆虫網で少しだけ離れたところから、パッとかぶせて捕まえます。

さて、近所のじいちゃんは手馴れているので、すっと羽を持ってつかまえました。

すぐに、羽をエックス型に重ねます。

右羽を左羽とクロスさせて、バタバタできないようにするワケです。


例の【ニワトリ絞め道具】に頭から突っ込みます。

この時、私は大変驚きました。

我が手で育ててきたウコッケイは、あばれるどころか、スッと目をとじて、なんとも穏やかな顔になったのです!

別の命の有難さと、殺生される運命にある鶏の素直な行動に、一生忘れることのできない深いを感じました。


鶏もわかってるんだ、食べられる事が運命だと。。

自分の命を与えることが、愛なんだ、と。

なんと、潔い、美しい光景なのだろう。



私が涙をハラハラとこぼしながら、感傷的になっていることなど全く気にもせず、じいちゃんは持ってきた小刀で首を切り落とします。

血がこぼれるので、地面の上に新聞紙を敷いていました。

首はつけたままだと、変に動いたり鳴いたりするので、かえって可愛そうだとのこと。

30分程度、血が抜けるまで待って、用意しておいた80度程度のお湯が入った大鍋に投入。

ほんの1分程度浸したら、取り出してすぐに羽を全部手でむしり取ります。

むしった後に、バーナーで表面全体をあぶると、残った小さな羽もなくなりました。

ちなみに熱湯に入れると固くなるそうです。

その後は、まな板の上で、ひっくり返された鶏の手と脚の付け根の皮に包丁を入れ、アバラの下から内臓をとって、開いていきます。

じいちゃんは手際良く、3分ほどで、むね肉、もも肉、手羽、のど、などに分けてしまいました。


この状態はよくスーパーで見かける状態なので、なんだかホッとしたのを覚えています。


とまあ、こんな具合でニワトリは絞められ、開かれていったのです。


それからは、お客さんが我が家に遊びに来る時だけ絞めて、おもてなし料理としてふるまっています。

ウコッケイのトサカ入りの美肌スープや、鶏肉入りシチューや、モモ焼きとしてお出ししますが、その時の女性陣の食いつき方がエグイほど。


「トサカ、もうないの〜?!」

「え〜、私、トサカ食べてないし〜!」

(今から、アンタが自分で絞めて来い!)


ハイハイ、そりゃコラーゲンたっぷりですよ、トサカは。

私だって、お肌の事を思えば、食べたかったですよ。

残念ながら、トサカは1羽に1個しかありませ〜ん。


daki
雌のトサカは小さいです。


人間、その命が消える瞬間を見ていないと、ここまで貪欲に食べられるんだ、と現実を見る思いでした。

やはり、ご飯の時に「いただきます。」と言うのは、理にかなっているのですね。

さすがに、「今から、命をいただきます。」とは言えませんが。

田舎暮らしで体も心も魂も!頑丈になった田舎LOVEでした。

ニワトリの絞め方>>

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田舎暮らし 自給自足

前回は【ニワトリ絞め道具】まで書きました。

ニワトリの絞め方を知りたい方もいらっしゃるかと思いますが、一般的にはそうまでして自給自足で鶏肉食べたい、と思わないかもしれませんね。

真剣にこの記事を読んで下さっているアナタは、もしかしたら田舎暮らしで農的生活をして、収入も得られて、楽しく暮らせないか、と考えているかもしれませんね。


ですので、まずは、養鶏を仕事にしたい人に向けての情報をお伝えしようと思います。


工場のような建物で密閉飼いをし、何万羽も飼う大型養鶏の話ではありません。

田舎暮らしをする上で可能な、羽数が少ない状態で、ネットで囲んだだけの、平飼い・放し飼い状態の飼い方です。

さらに与える餌により、卵の味に付加価値が付く、【自然養鶏】に限定します。


まず、養鶏は、何とか田舎暮らしの収入源の一部になり得ます。

飼う羽数は100羽から300羽程度で十分かと。

雄1羽に対して雌10羽。

毎日雌が卵を産む確率は自然養鶏の場合、約6割程度。


スーパーでよく見かける【卵10個入りパック】を200円で販売すると仮定します。

売り上げ金額は100羽で4万円〜300羽で10万円程度。

販路の一例を書いておきます。

卵を近くの物産館や、スーパーの特産品コーナーに置いてもらう
飲食店に卸す
近所の人に売る
自動販売機を置く
製造許可をとり、プリンなど自分で加工品を作り、付加価値を付けた金額で売る


だいたい、こんな感じでしょうか。

ちなみに養鶏のみで生計を立てるならば、羽数を増やすか、加工品まで手を伸ばさないと、収入額は増えません。


他にもネットショップも考えられますが、私の経験上、インターネットでの販売は、羽数が少ないので、サーバー代・HP作成・注文や問い合わせに対応する手間がかかる、運送段階での破損のリスク、もろもろのコストなどを考えると、本当に大変でしたし、時間がもったいないです。

ホームページ管理と運賃はけっこうバカにならない部分でした。

よって、あえて、する必要はないと思います。

もちろん卵のみの販売ではなく、加工品販売になると、ネットショップもやりようでは収入の1つになり得ます。




最初の小屋作りにかかる費用は、土に穴を開ける道具や、防風ネット、獣よけの波板や、釘類など小物を含め、確か15万程度だったかと記憶しています。

経費として、卵パック代、若干の飼料代、配達等のガソリン代、作業服代、小額の修繕費。


基本的に、餌は自然のものを取り入れるので、農薬のかかっていない雑草や野菜くずや海のカキ殻、とうもろこしや圧ぺん大麦あたりです。

私は学校給食や老人ケアハウスなどの残食を無料でもらっていました。

卵を成分分析センターに出しましたら、ほとんどの含有栄養素が通常の卵よりも優秀な成績でしたのでおススメです。


鶏肉を処理して販売するには、食肉処理業だったか、何かの資格か申請が必要だったと思います。

製造許可や処理に関しては私は詳しくないので、お住まいの保健所に相談すれば解決します。


一番経費が安く、田舎暮らしで収入を得られるのが自然養鶏だ、とも言われています。

自然卵養鶏法増補版
自然卵養鶏法増補版
これから田舎暮らしを始める方で、気になる方は【中島正 著 自然養鶏法】をバイブルにすると良いですよ。

小屋の建て方、餌、など詳しく書いてあり、私のような素人でも、養鶏を始める事ができましたので。


養鶏は自給自足者を助ける>>
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田舎暮らし 自給自足

私が都会に住んでいる時の【自給自足】は、自分の畑で野菜を育てて、それを材料に美味しい料理を作るというイメージでした。

ただ・・・

自給自足は、野菜だけではなかった。


田舎暮らしで養鶏を始めて、知ったことがあるんです。


自給自足は命を自分の手で絞める事である、という事実を!


野菜は目も足もないので、そこまで感じる事はないですよね。


だけど、今までコッココ〜と元気に鳴いていた、生きているニワトリを絞めなきゃいけないんです。

hinaしかもヒナから育てて、毎日可愛がって大事に育てているのに。

都会感覚で言うと、いわば、ペットみたいな存在です。




もちろん絞めずに、スーパーで買ってきたってイインデス。

しかしそれでは、養鶏をしている、なんて事は言えません。


ある日、近所のおじいちゃんが【ニワトリ絞め道具】を作って持って来ました。

「そろそろ食べ頃だから、イイ道具作ってきたヨ!」と満面の笑顔で。


赤色の固めの薄いプラスティック素材を、クルッと円錐形に丸めてから、ホチキスみたいなもので止めてありました。

(写真がないのが残念ですが、細いほうは直径が8センチ程度の穴、太いほうは30センチ程度の穴です)

その円錐形の口径が細い方を下にし、作業がしやすいように、高さ70センチ程の【園芸用のプランター置き】にサクッと刺した状態で使います。

なんでも、そこにニワトリを突っ込み、首を切って絶命させる道具だとの事。

赤色に塗ってあったのは、血と同じ色にしておく事で、私の気持ちが同様しないように、との配慮だそうです。


oobinaとりあえず、じいちゃんが見本を見せるという事で、鳥小屋に入り美味しそうなウコッケイをギラついた目で吟味し始めました。





さて、ここから、私は完全に田舎に住んで自給自足をする事の有難さと、命というものについての価値観が180度変わり、田舎人ならではの凄みのある生き方を選択せざるを得ない状況になるです。

本番のニワトリの絞め方は長くなるので、また次回にお伝えするとしましょう。


自給自足で命の意味を知る>>
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